講演会「出雲から陽が昇る」開催にあたって

私は小松電機産業株式会社の創業者として、「高速シートシャッター門番」とRubyを使ったクラウドによる「総合水管理システムやくも水神」の2つの市場創造と、アジア及び世界各国で平和事業活動を続けながら、21世紀の日本人社会事業家のあるべき姿を模索してきました。その結果、昨年は藍綬褒章を受章しました。

また、本年8月15日からオランダのハーグにおいて、平和宮完成100周年記念事業の一環として、「世界の平和事業家20人」の一人として展示されています。活動実績と方向性は、コンセプト映像「出雲から陽が昇る」(日本語・英語)で、ご覧いただけます。

このたびの島根県議会の従軍慰安婦に関する意見書可決を受け、韓国から高齢の元慰安婦・李容洙さん、慰安婦問題違憲訴訟で原告弁護団団長を務めた崔鳳泰弁護士を含む7人の韓国平和訪問団が来日されます。「めだか論語の会」のメンバーを中心とする「輝く未来を考える女性の会」とともに、訪問団を鳥取県の「風の丘」「燕趙園」にご案内し、小松電機産業株式会社太陽ホール(松江市乃木福富町湖南テクノパーク)で開催する講演会にお迎えすることとしました。

核大国の結節点にあたる日本海・竹島に、人間の尊厳のシンボルとしての女性像を建立し(1999年に構想発表)、韓国日本大使館前の少女像、世界につくられている関連の碑及び像の竹島移設を通じて、環日本海各国の原子力発電所の安全管理(稼働・停止・停止後)、国際海洋牧場化、日本・韓国・朝鮮の非核化、周辺諸国ひいては世界の核軍縮につなげ、漫画「はだしのゲン」の閲覧制限が社会問題化している国際文化観光都市松江市から世界平和の潮流を生み出す「和の文化」実現への道筋を描く機会にしたいと思っています。開催時間は別紙の通りです。ご来場をお待ちしております。

※平和宮:「鉄鋼王」アンドリュー・カーネギーの寄付で作られた歴史的建造物で、現在、国際司法裁判所や常設仲裁裁判所などが入っています。
講演会 出雲から陽が昇る
主催 財団法人人間自然科学研究所
小松電機産業株式会社
代表 小松 昭夫

協賛 輝く未来を考える女性の会
代表 佐藤 京子


日本島根訪問団

訪問団体名 : 大邱地方弁護士会平和使節団
訪問目的 :従軍慰安婦問題に対し、強制性を認めない安倍内閣に是正を求める意見書を、はじめて発意された新日本婦人の会と、その意見書の採択を議決した、島根県議会に感謝の意を表明し、これを契機に韓・日間の懸案である、慰安婦問題を平和的に解決し、韓・日間の望ましい友好関係を増進する。

大邱地方弁護士会 弁護士 朴 賢 相 バク・ヒョンサン
大邱地方弁護士会 弁護士 崔 鳳 泰 チェ・ボンテ
大邱地方弁護士会 弁護士 方 文 一 バン・ムンイル
大邱地方弁護士会 弁護士 林 汶 雨 イム・ムンウ
大邱地方弁護士会 弁護士 金 炳 翼 キム・ビョンイク
日本軍 慰安婦 被害者 李 容 洙 リ・ヨンス
前 大邱大学校人文大学 学長 呉 相 泰 オ・サンテ

シンポジウムの様子

講演
李容洙
日本軍慰安婦被害者
座談会
崔鳳泰
大邱地方弁護士会 弁護士

小松昭夫
人間自然科学研究所・小松電機産業 代表取締役

佐藤京子
輝く未来を考える女性の会 代表
記者発表

竹島独島地球共生・縁結びの女性像建立(1999年提案)

当研究所は、2月22日の「竹島の日」を活かし、朝鮮半島と日本列島を「対立から共生の文化」へ導くため、次の構想を提案します。


竹島独島地球共生・縁結びの女性像建立
国連が軍隊を編成して戦った唯一の戦争である朝鮮戦争を最後の総力戦にするため、朝鮮半島・日本列島から始まる「対立から共生の文化へ」のシンボルとして竹島独島に参加国の民族服を着た「地球共生・縁結びの女性像」の建立を1999年に提案しています。