
2009年
2009年2月22日 中国古典名言録 竹島=独島問題入門 出版記念講演
混迷の時代 出雲から陽が昇る
「中日韓英四カ国語によるグローバル時代の人間学 中国古典名言録」と、研究所理事である内藤正中島根大学名誉教授による「竹島=独島問題入門」の出版を記念し、「竹島の日」を生かすとの視点から、中国の学苑出版社より孟白社長、馬紅治編集長、張可喜新華社通信元東京駐在の参加を得て、第四回目の竹島の日にあたる2月22日、松江市のくにびきメッセに700人が集まり、出版記念講演会「混迷の時代、出雲から陽が昇る」を開催した。
四カ国語による中国古典名言録は島根県内すべての中・高・大学に贈呈された
◇中国古典名言録出版
出雲大社の神語「幸魂奇魂」を千家尊祐宮司様に頂き、日中韓英の四ヶ国語で、グローバル時代の人間学「中国古典名言録」を、北京の学苑出版社で編纂した。

千家尊祐宮司様直筆の「幸魂奇魂」と中国古典名言録巻頭言
2009年3月 韓国 安重根義士殉国99周忌追念式・安重根義士記念館起工式に参加
2009年3月26日に韓国ソウルにおいて開かれた安重根義士追念式および記念館起工式に参加し献花を贈った。

左から、チェ・ドンス黄海道民副会長、菅原敏允史談会長、小松理事長、キム・ヒョンチョル顧問、ジョ・スハン社長

(写真左)安重根義士記念館建立工事起工式(建設社:デウ建設)
(写真右)左から、キム・ヒョンチョル顧問、バッ・ユチョル記念館建立委員長、小松理事長
(写真右)左から、キム・ヒョンチョル顧問、バッ・ユチョル記念館建立委員長、小松理事長

(写真左)安重根義士記念館主催の懇親会
(写真右)左から、牧野英二法政大学教授、小松理事長、アン・ウンモ安重根崇暮会会長
(写真右)左から、牧野英二法政大学教授、小松理事長、アン・ウンモ安重根崇暮会会長
2009年3月 京都 龍谷大学 安重根遺墨・関連資料展と日韓国際平和シンポジウム
2009年3月28日に京都の龍谷大学にて開催されて韓国併合100年市民ネットワーク3月企画の「なぜ安重根は、伊藤博文を撃ったのか?」と題した日韓国際平和シンポジウムに参加。報告テーマと報告者
1.「安重根の夢-大韓独立と東洋平和-」金鎬逸(安重根記念館館長、中央大学名誉教授)
2.「日韓の歴史の新たな歩みのために-安重根義士と歴史の記憶の場-」牧野英二(法政大学教授、日本カント学会会長)
3.「安重根裁判の不法性と東洋平和」戸塚悦郎(龍谷大学法科大学院教授)

岡山県浄心寺から、龍谷大学へ委託された安重根義士の遺墨3点

(写真左)津田海純教戒師と安重根義士
(写真右)左から、イ・ヘギュン安重根記念館総務部長、キム・ホイル安重根記念館長、戸塚悦郎龍谷大学教授
(写真右)左から、イ・ヘギュン安重根記念館総務部長、キム・ホイル安重根記念館長、戸塚悦郎龍谷大学教授

若原道昭龍谷大学長(右下2番目)と、遺墨の貸し出しを協議
2009年3月 広島(願船寺)・岡山(浄心寺)・高知(小松亮様宅)訪問
広島県願船寺訪問
岡山県浄心寺訪問

津田雅行住職(中央)とお寺の前で
高知県小松亮様宅訪問

小松亮様から安重根義士に関する資料を拝見させていただいた

小松亮様の叔父にあたる小松利宗様が書いた裁判の様子(当時遼東新聞社の記者)

2009年9月 ロシア ウラジオストク・ハバロフスク訪問・献花
第二次世界大戦で2000万人が亡くなったロシアに、22名の訪問団を派遣。慰霊碑、日本人墓地、シベリア慰霊平和公苑を訪問し、献花した。

ハバロフスク第二次世界大戦慰霊碑に献花

(左写真)ウラジオストク第二次世界大戦慰霊碑に献花 (右写真)ハバロフスク日本人墓地に献花

ハバロフスク平和慰霊碑公苑にて
2009年9月 ロシア・ウラジオストク 戦争体験者との意見交換会
22名のロシア訪問団は、ウラジオストク市内で戦争体験者4名と懇談した。どちらも気象専門家として第二次大戦中に軍務につき、うち女性のエレーネさんは戦争当時サハリンに在住。
日本人引揚を目撃した。男性からは「なぜ女性の参加者は少ないのか。この前ウラジオストクに寄港した米国の海軍巡視船には女性の中将が乗っていた。日本はこの点では遅れている」と指摘をいただいた。

戦争体験者の方々、盛んに意見交換が行われた
2009年9月 『中国文化の多元的構成と変異‐中国古典名言録』出版検討会
九三学社、学苑出版社の主催により北京にて「グローバル時代の人間学 中日韓英四カ国語による中国古典名言録」の出版を記念して出版検討会が開催された。韓敬徳九三学社中央委員会主席と交流、孟白学苑出版社社長、朱成山南京虐殺記念館館長、元中国画報の邢雁先生、張可喜新華社元東京駐在記者などが出席、それぞれ意見発表した。
